オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』を見に行った。
一緒に連れて行った次男は、オペラには関心がなくイヤイヤついてきたようだった。案の定、第1幕の半分くらいは熟睡していた。次男は3人の子どもの中で一番下ということもあり、音楽会に連れて行った回数は一番少ない。好みの問題もあるが、こんなのも関係があるのかもしれない。
人間の声、とりわけ、合唱はナマが一番だと思う。どんな高価なオーディオ機器を使っても、ナマの合唱は再生不可能ではないかと思う。自分ではあまり意識していないが、わざわざ時間をかけてオペラを見に行くのもそれが一因かもしれない。今回も、フィナーレの合唱はすばらしかった。
さすがに次男も第2幕以降は起きていた。感想を聞いてみたが、あまりパッとしたことは言っていなかった。音楽をすばらしさを気づかせるためには、さらなる「実体験」が必要なようだ。
これからは、もっともっと、いやがる次男を引っ張って音楽会に連れて行くことにしよう。
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