アジアシリーズ(ロッテ対中国選抜)を東京ドームで見た。
今年はプレーオフ(ファーストステージ)と日本シリーズを見たので、ついてでに最後までと思い、アジアシリーズに足を運んだ。
しかし、これまで見てきたプロ野球の試合で“最悪”だった。
中国選抜といってもレベルは日本の実業団以下、ロッテは大半が2軍のメンバー、とてもプロ野球と呼べるしろものではなかった。2回終了までに両軍それぞれ2つずつのエラーというのが、この試合を象徴していた。
中国の先発ピッチャーは球速が130キロに届かず、しかも、制球が定まらない。それでも、打てないのはさすがに2軍。しかも、中国選手はルールも知らないのではと思わせるようなシーン(不可解なトリプルプレー、ライナーを捕ってもランナーを刺さない)もあった。
新聞には“中国健闘”とあったが、私にはこれが悪い冗談か政治的な配慮としか思えなかった。それでも、さすがにロッテ応援団は行儀が良い。途中、ブーイングも交えながらも、最後まで立派に応援していた。その忍耐力には頭の下がる思いがした。
それにしても、誰が、アジアシリーズをやろうなんて言い出したのか。こんな詐欺まがいのことがまかり通るなんて、ファンもなめられたものだと思う。
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