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塾団体の勉強会で、英語教育実践者のデイビット・セイン氏の講演を聞いた。

てっきり英語の指導法について話があるものと思っていたところ、プロジェクターに見慣れる国旗が映され、「どこの国だがご存じですか?」から話が始まった。

それ、何とプロシアの国旗とのこと。

そこから、プロシアの教育の特徴や日本の教育に与えた影響などについて話が及んだ。

プロシアの教育は、従順な兵隊・従業員・公務員・事務員・国民を育てることであり、フィヒテの言葉を引いて「自由意志を壊すこと」がその目的であった、と話が進んだ。

まさか、この日、プロイセンの教育制度について話を聞かされるとは思っていなかったので、大きな驚きだった。

以前、ある研究会で、ヨーロッパの教育制度についてシリーズで学んだことがあるが、プロイセンの公教育制度を正面から取り上げた話を聞くのは久しぶり。

私自身、プロイセンの教育や公教育制度のあり方について論じるのは身に余る。

ただ、学習塾は私教育を担うべき存在。公教育はどうあるべきか、という議論は大切かもしれないが、保護者の信託を得て「わが子のための教育」を行うことの意義を改めて強く感じた。

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