ちょっと面白い勉強会に出席した。
参加者は30年~40年の経験を持つ塾長15名、それに教育コンサルタント1名のそうそうたるメンバー。
いずれも子どもの指導法について一家言を持つ「超ベテラン」たちばかり。
一方、テーマは、「塾の指導の基本」。
参加者の顔ぶれとテーマは完全にミスマッチ。
なんで今さらベテランが塾の基本の勉強を??
思い返すと、昔はこの種の勉強会がしばしば開かれ、子どもの指導法を巡って熱い議論をくり返した。
一関数の指導はこうあるべき。現在完了はこう教えるべき、そもそも文法中心の指導はオカシイ………等など、相手を打ち負かすまで自己主張をした。
そう考えると、こんなテーマで塾長たちが集まるのは久しぶり。言ってみれば、古くて新しいテーマ。
どんな勉強会になるのやら興味もあった。
さすがに昔のように「オレがオレが」という主張はない。もちろん、相手を傷つけるような発言もない。
むしろ、みんな、相づちを打ちつつ熱心に話を聞いている。
なるほど、これが「年輪」??
新たな発見があった気がした。
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