教育関係者として国際情勢について話をするのは
難しいし、気を遣うところでもあります。
客観的に事実を話し、こちらの意見を押し付けない
配慮が必要です。
そう再認識したのは現在も渦中にある
ロシア・ウクライナ問題があったからです。
報道の通りに話したからと言って、それが真実を
伝えたことにはなりません。ましてや、どちらの国が
加害者でそちらの国が被害者か、いつの間にか
子どもたちに先入観を植え付けてしまう危険もあり得ます。
講師が信念を持って「私はこう思う。しかし、これは
私の個人的な意見です。これは後に間違っていたと気づく
かもしれない。あくまで現在の考えです。」とという態度が
必要だと考えています。
昨日、私的な用事で友人たちと会いました。
アメリカ人、イギリス人、日本人と、そして
ロシア人が顔を合わせました。
そこではいつもと変わらない、友人同士の
楽しい会話がありました。
こういうところを生徒たちに見てもらいたい
ものだと考えたものです。
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