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ゲートキーパー養成講座に出た。

浦安市が市内のボランティア団体などに呼びかけた講演会で、40名弱の方が参加していた。

ゲートキーパーとは、文字通り「命の門番」のこと。

わが国はもちろん海外やWHO(世界保健機構)でも、自殺対策分野で広く使用されている用語とのこと。

恥ずかしながら、ゲートキーパーについて詳しい内容を知らなかったが、参加者の半分くらいは、私同様によく知らないまま参加していたようでちょっと安心。

「さまざまな問題を抱え悩んでいる人」に対して、監視ではなく関心を持って、緩やかなつながりを保ち、何かあったら誰かかが助けてくれることを理解してもらう、のがゲートキーパの役割。

これまで、40年弱にわたって学習塾を運営してきたが、子どもの自殺について正面から取り組んだことはなかった。

ただ、塾の講師も意識的に何らかの形でゲートキーパーの役割を果たさなければならないことを改めて痛感させられた。

自殺は個人の意志ではなく社会が追い込ませている、という指摘には全く同感。

恐らくこれは、自殺だけに留まらず、貧困や犯罪などについても同様のことがいえるのではないかと感じた。

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