伸栄学習会は、ここが違います。
『おもしろい塾ですね!』と言われます。
お母さま方からご質問を受けたり、子どもの勉強の進め方の相談しているときに、よく、「おもしろい考えですね」とか「おもしろい塾ですね」と言われます。
百の塾があれば、百の個性があります。一つひとつの塾はすべて違います。ですから、どの塾もみんな「おもしろい」わけです。
そんな思いがあったので、これまで、お母さま方の「おもしろい塾ですね」という言葉に対してはあまり深く考えることがありませんでした。
ただ、最近、すこし考えが変わってきました。
伸栄学習会にとって、「当たり前」が、必ずしも世間のほかの塾では「当たり前」ではないかもしれないと思うようになったのです。
一例をあげてみます。
例えば、中学受験や高校受験では、できればすこしでも偏差値の高い学校に進んだ方が「トク」という考え方があります。
偏差値が60の人にとって、「偏差値60の学校、できれば63の学校に進学したい」と考えるのは人情です。
そして、少しでも高い偏差値の高い学校に合格できれば、その受験は「成功」、そうでなければ「失敗」というのが常識のようです。
しかし、その常識は果たして正しいでしょうか………?
もちろん、中には、敢えてランクを下げて、偏差値55の学校を選ぶ人はいます。「ムリはさせたくない」「できればその学校で上位にいて欲しい」のが理由だろうと思います。
でも、私たちがご提案する「ワンランクダウン」はそういう意味だけではありません。もっと、戦略的な意味があってのことです。
どういうことかと言うと、「大学進学」で成功するためです。
一昔前なら、大学進学で成功するためには、少しでも偏差値の高い高校や中学に進学するのが唯一の方法でした。(ご両親さまの時代はそうでした)
しかし、今は違います。時代が変わりました。
実際、ランク下げて受験した方が、結果的に有名大学に進学できる確率が高まるケースはいくらでもあります。
もちろん、これは、単に、成績を上位に保った方がモチベーションが高まるという理由ではありません。
大学入試は多様化しているからです。
ですから、私たちは当たり前のように、進路相談の際、「ランクを下げた方が、将来プラスになることもありますよ」と言うことがあります。すると、一瞬怪訝な顔をされることがあります。
私にとっては「当たり前」のことです。
でも、世間では当たり前」ではないようです。
もちろん、受験相談の際に、いつも「ランクを下げて」というアドバイスをしているわけではありません。
子どもの性格や将来の目標によっては、「ランクを上げて」というアドバイスをすることもあります。
要はケースバイケースのアドバイスをしているだけの話です。
でも、こんなアドバスが「おもしろい」と感じられるのかもしれません。
この話、もう少し続けてみたいと思います。
その1:成績向上や合格の先 ~キャリア教育~
当学習会では、入会時の面談で、「お子さまに将来どのような職業についてもらいたいですか?」という質問をよくします。
このとき、多くのご両親さま突然の質問に面を食らい、「まだまだ先のことですから分かりません」とお答えになります。
塾には、「成績を上げて志望校に合格させたい」というお気持ちでいらっしゃる方が多いので、このようにお答えになるお気持ちはよく理解できます。
ただ、話が進むにつれ、日頃、漠然とお感じになっているご希望やご期待がだんだん鮮明になってきます。
こんなとき、例えば、「その仕事に就くためには○○学部(××学科)、そしてここから通学可能なのが△△大学、××大学等があります。その大学に入るためには、このような高校の選択肢があります。」
そして、「そのために今勉強しなければならないことはこんなことです」をお伝えると妙にご納得していただけます。
これまでの塾の講師の経験を通じて、ご両親さまに対してもそうですが、子どもに対しても「先を示す」をことが大切だと感じています。
文科省のキャリア教育に関する報告書にも、「進路指導とキャリア教育との間には大きな差異は見らない」とあります。私たちはこの考えに同感しております。
子どもたちには一生懸命に勉強させていたいと思っています。ただ、これを実現するためには、「成績や合格」だけでは力不足です。
伸栄学習会では「成績や合格の先」を示す中で、子どものモチベーションを高めたいと考えています。進路指導とはキャリア教育にほかなりません。
(ちなみに伸栄学習会では、これまで、掘江中、入船中、浦安高校などでもキャリア教育の出張授業を行ってきました)
その2:戦略的な進路相談 ~総合型選抜・学校型選抜~
伸栄学習会では、大学受験の取り組みもすこし変わってます。それは、AO・推薦対策を積極的に行っているからです。
今や私立大学の学生の半分は、AO・推薦入試で進学している時代です。国公立大学も筑波大学や千葉大学など多くの大学が、この入試で学生を受け入れており、今後もこの動きがますます加速されるのは間違いありません。
AO・推薦入試には、原則として学科試験(数学や英語など)は課せられません。その代わりに、小論文と面接が課せられます。
そして、もう1つ大切なことは、誰でも受験できるわけではないことです。高校3年間で、ある一定以上の成績(大学や学部によって基準が異なる)が求められることです。
ここに中学や高校選びの戦略的な意味合いが生じます。
従って、AO・推薦を考えた場合、おのずと、選ぶべき中学や高校の姿は異なります。つまり、戦略的ランクダウンです。
一昔前までの入試は、偏差値がすべてでした。しかし、今は時代が全く異なります。AO・推薦を視野に入れたときに、高校時代の成績は決定的に重要になります。
そして、それは中学入試や高校入試のあり方を根本から変えます。
高校入試では、場合によっては、商業や工業などの専門学科を選択した方が国公立大学に進学できる可能性が飛躍的に高まります。芸術やスポーツなど得意分野を持っている中学生や高校生は、それを伸ばした方が有名大学に進学できる可能性が高まります。
もちろん、すこしでも高い偏差値の中学や高校を選んで、一般入試で有名大学に進学する道もあります。
その子に合った進路選択のアドバイスができるのは、私たちの大きな特色です。
その3:“脳力開発” ~速読・速聴、ロボット教室~
伸栄学習会では英語や数学などの教科指導以外に、速読や速聴、それにロボット教室などを行っています。
一見すると塾の勉強とは関係ありません。しかし、これらはいずも、勉強を進めるにあたって重要な要素と考えています。
子どもの学力向上のためには、「脳力」をアップして知的なキャパシティを大きすることが不可欠だからです。
コンピュータに例えるなら、便利なソフトがあっても、肝心のコンピュータ本体がお粗末なら、そのソフトは決して満足に動きません。
10年間の古いパソコンに、最新のソフトをインストールしたら、すぐにフリーズしてしまって何の役にも立ちません。情報量の多いソフトを使いこなすには、それに対応したのハード(パソコン)が必要です。
ワープロや映像処理ソフトは「算数や英語の教科学習」、コンピュータのハードを「読解力や空閑認識能力などの脳力」に置きかえてお考えいただくとわかりやすいかと思います。
いくら優れた学習環境があっても、いくらすばらしい指導法があっても、「脳力」(ハード)に限界があれば成果を上げることはできません。
例えば読解力。
学力向上のためには読解力が必要なことは誰でも知っています。しかし、案外、読解力をそのものを向上させる方法は知られていません。
空間認知能力も同様です。
理数科目やスポーツや芸術分野でも大切な能力の1つですが、これを伸ばす方法も案外知られていません。
伸栄学習会の「速読速聴」「ロボット教室」などは、これらの質問に対する答えの1つです。
そして、それは中学入試や高校入試のあり方を根本から変えます。
高校入試では、場合によっては、商業や工業などの専門学科を選択した方が国公立大学に進学できる可能性が飛躍的に高まります。
芸術やスポーツなど得意分野を持っている中学生や高校生は、それを伸ばした方が有名大学に進学できる可能性が高まります。
もちろん、すこしでも高い偏差値の中学や高校を選んで、一般入試で有名大学に進学する道もあります。
その子に合った進路選択のアドバイスができるのは、私たちの大きな特色です。