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2024.12.05

【訪問看護ステーション スタッフ】レジリエンス

こんにちは。訪問看護ステーションしんえいです。

今週は、最近私が注目している言葉である「レジリエンス」についてご紹介いたします。

レジリエンスとは、「困難な環境にも関わらず、上手く適応する能力・過程・結果」と定義されています。
日常生活において、逆境に陥った際に乗り越える力のことです。
レジリエンスは、個々の人生において大切な能力であると考えています。
レジリエンスを構成する柱はいくつかあります。

①自尊感情:自分に対して肯定的な評価を抱いている感情(自分はこれで良い)
②自己効力感:自分ならできる・上手くいくといった感覚
③ソーシャルサポート:人や社会とのつながり
④ポジティブ感情:気分が良いと考える能力(愛情・喜び・楽しみなど)
の4つがレジリエンスを支えている柱と言われています。

訪問において、日常生活で苦しんでいる方は、自分に対して否定的な感情やネガティブな感情が強まっている方も多くいらっしゃると感じております。そのような状況に陥る背景として、過去に辛い・傷つくような経験をされてきている方が多くいます。
私自身の考えですが、レジリエンス能力が高まると、一人ひとりの生活がより良くなっていくのではないかと考えています。
そのために、カウンセリング(雑談の中で)や散歩、生活状況の聴き取りなどをさせていただき、より良い生活に向けて一緒に考えさせていただいています。

すべての人が健康で幸福な生活を送られるよう、考え・行動し続けられたらなと思っています。

以上、レジリエンスについてでした。

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