先月に引き続いての内容となります。ご存知の通り、緊急事態宣言が発表されました。学校もしばらく休みになります。
感染拡大防止のためにやむを得ない対策ではあります。しかし、履修の遅れや学力の低下、さらに、活動の大幅な制限などによるストレスなど、本当に様々な不安を抱えてお過ごしのことと思います。
5月からの学校再開が実現したとしても、やはり多くの懸念材料が予想されます。「2か月の休校による遅れをどう取り戻すのか?」という疑問もそのひとつです。授業進行の速度が早くなり、習得できないうちにテストや入試を迎えてしまわないかも気になっている方が多くいらっしゃいます。
先月も書きましたように、当学習会では以前から「生徒の安全に充分気をつけながらも学習時間・学習内容を確保する」という方針で進めて参りました。教室内での頻繁な消毒作業と換気を実施し、生徒にはマスク着用と手洗い・手指の消毒を協力してもらっています。また、37.5度以上の発熱がある場合は入室をご遠慮いただいております。
それらの活動とともに、日の出ているうちに授業を終えて帰宅できるよう、授業時間を変更しておりますが、当面この方針で進めていきたいと考えております。授業時間については次ページの表をご確認ください。
しかし、今後さらに状況は変わることも充分にあり得ます。もし、通塾そのものができなくなってしまったときのために、在宅で学習を進められる方法も計画・準備を進めております。もちろん杞憂に終わればそれが一番です。
塾としてこの未曽有の事態にどうお力になれるのか、その本質が問われている局面と捉えております。
引き続き、健康や感染防止にご留意いただき、これから訪れるであろう不安定な時代でも逞しく道を切り拓いていける力を育んでいけるよう、ご協力をお願いいたします。