2016年11月号……『伝言ダイヤル』 塾長/青沼 隆
このところ熊本・鳥取と大きな地震が続いています。東日本大震災から6年がたって、当時の記憶も薄くなろうとしていますが、やはり地震は恐ろしいとものと思います。
保護者の皆さまにおかれてましては、学習塾にお子さまを通わせるにあたり、学習効果の期待とともに、「安全」「安心」についてはそれ以上の重大なご関心をお寄せになっていることと思います。伸栄学習会では2001年の大阪教育大学附属池田小事件の後、緊急時の対応をマニュアル化、その後、東日本大震災を機に専門家の意見などを参考にして改訂を加えてきました。この内容は当学習会のホームページの左下欄に「緊急時の対応」として載せてあります。
ところで、不幸にして災害が発生した際に、必要な情報の1つにお子さまの安否確認があります。災害時には、携帯電話を含めて連絡が困難になることはご承知の通りです。その中でNTTの「災害用伝言ダイヤル」は、安否情報を音声で登録・確認できる便利なシステムです。使い方は難しくありませんが、「イザ」となったときに、伝言ダイヤルの「171」や伸栄学習会の「352-6158」という電話番号をご記憶されている方は多くないと思います。実際に活用するとなると、案外、大きな壁があるように思えます。
そこで、このたび、この問題を解決するために伝言ダイヤルの使用法を記載したマグネットを作成しました。冷蔵庫にでも貼っていただき、万一の時にお役立ていただけたら幸いです。