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2006年3月号……『リスニング』 塾長/青沼 隆

すでにご承知と思いますが、今年の大学入試センター試験に英語のリスニングが導入されました。リスニングの配点は50点。筆記試験の配点は200点ですからウエイトは低くありません。今年の問題は易しく平均点が7割程度になる見込みですが、1点刻みで合否が左右されるのが入学試験です。易しいとはいっても、リスニング対策は大切です。

一方、高校入試ではもうだいぶ前からリスニングが導入されています。千葉県の公立高校入試では配点が21点、全体の2割強となっています。難易度は年度や問題によってバラツキがありますが、全体的には6割強くらいです。

中学や高校の定期試験でも、リスニングはもはや“定番”です。配点は学校によって異なりますが、概ね2割~3割程度です。せっかく、試験対策を“バッチリ”やっても、このリスニングで点数を落とす生徒も少なくありません。他の問題ができていても、リスニングで×××が続いている答案を見ると、やるせない気持ちになります。

私たち親の世代では、英語の勉強は「読み」「書き」だけでした。良し悪しは別にして、リスニングは必要ありませんでした。ですから、多くの保護者の方は、リスニングによって学校の成績や入試結果が左右されることに、今ひとつピンとこないのではないかと思います。実は私自身も同様で、リスニングのコワサを知ったのは社会人になってからでした。会社の命令でTOEFLを受けさせられ、reading(読み)やwriting(書き)はそこそこいくものの、listening(聞く)で苦労させられたのを今でもまざまざと覚えています。

リスニングの勉強ではCDなどの音声が不可欠です。ネイティブが録音したCDを毎日聞いていれば力がつきます。当学習会でも、英語の教科書をすべてネイティブに録音してもらい、授業で活用しています。また、月曜日にはネイティブによる英会話ミニレッスン、週1回のテレホンイングリッシュも行っています。しかし、実際問題、時間が限られているので十分とは言えません。

大人であってもリスニングの勉強を持続するのは難しいようです。必要に迫られて英会話教材を購入したものの、途中でギブアップしてしまった人はたくさんいます。大人ですらそうなのですから、子どもは、もっと続けるのが難しいかもしれません。

ただ、当学習会はリスニングについては恵まれた環境にあります。ネイティブのアメリカ人が当学習会の専任講師として常駐しています。ネイティブとの距離が縮まり、リスニングを身近に感じられればモチベーションも高まります。

これらを考えて、この春期講習では初めての試みとして、次の要領でネイティブのレッスン(3日間)を開講することにしました。すべて無料としました。奮って、ご参加下さい!

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