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2005年冬号……『インターネット』 塾長/青沼 隆

総務省の調査によると、わが国ではインターネットの利用者は7948万人にのぼり、普及率は62.3%に達したとしています(平成16年末現在)。62.3%の残りの37.7%の中には、お年寄りや赤ん坊も含まれます。ですから、成人ベースでは、ほぼ普及し尽くしていたとみてよいかと思います。今や、テレビや冷蔵庫などの家電製品と並んで、コンピュータは家庭の必需品となりました。

これだけ普及したインターネットですが、子どもの利用には眉をひそめるご両親さまも多いようです。確かに、いかがわしいサイトやゲームやチャットなどに簡単にアクセスできます。友だちとのメールのやりとりもキリがなくなります。当学習会でも、授業終了後にゲームのサイトにアクセスしている子どもをたまに見かけます。子どもは「息抜き」と言っていますが、家庭だと、この時間が延々と続くことも十分予想されます。

ただ、将来の就職の場面では、インターネットは必須です。インターネットなしには就職活動もままなりません。エントリー(就職志願書の提出)もインターネットでしか受け付けない企業も珍しくありません。就職情報の収集もインターネットなしには考えられません。また、最近では、入学願書を書類の形では配布しないで、すべてインターネットからのダウンロード(書類の取り出し)方式にした大学も現れました。今やインターネットやワードやエクセルは「読み書き計算」の一部です。子どものうちから慣れておいた方がよい技術の1つになりました。

インターネットの利用方法を誤ればいろいろな問題が起こります。しかし、インターネットなしには充実した生活を営むのも難しい時代です。思い起こしてみると、昔、駅の構内にはよく「悪書追放」の箱が置かれていました。今は、あまりはやりませんが、こんな運動の盛んな時期もありました。書籍にも“良い本”もあれば“悪い本”もあります。悪い本があるからといってすべての本を追放するのはナンセンスです。インターネットも同じかとも思います。
ビットキャンパスでは、インターネット上で勉強をすることができます。是非、ご活用下さい。勉強と情報化社会の対応という一石二鳥の効果があると思います。

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