ポジティブ心理学についての勉強会に出た。
ポジティブ心理学は2000年に入って開発された分野で、「奇跡的」な業績を定常的に達成することを目指す新しい学問領域とのこと。
ポジティブな経験は楽しい人生を、ポジティブな特性は充実した人生を、ポジティブな制度は有意義な人生を実現するが、これらは測定可能であり、従って実現に向けた介入も可能。
だから、科学的アプローチをすることができる。
つまり、その気になって正しい方法を身につけることができれば、幸せな人生を歩むことができる………ということらしい。
一般に年齢を重ねて老境に入ると、ポジティブ感情は下がるように思われているが、事実は反対。年を重ねると一般的にはポジティブ感情は高まる。
才能は成功に直結しない。子どもの時に高い能力を持っている人が、成功するとは限らない。
これは、成功は努力とスキルによって達成されるから。スキルは才能と努力によって磨かれる。だから、「やり抜く力」が大切。
ウーン、よくわかる部分もあるが、イマイチピンと来ない部分もある。講師曰く、ポジティブ心理学を究めるには、他の学問分野と同じようにそれ相応の時間が必要とのこと。
ただ、高い成果(それも極めて高い成果)を出す方法論が存在する、というのは驚き。ポジティブという言葉よく耳にするが、その働きの大きさに感動を覚えた。
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