中3生対象の「作文教室」の第1回目の授業を行った。
冬期講習恒例の授業。そして、私にとって最も楽しみにしている授業の1つだ。今日も、あっという間に2時間が過ぎてしまった。
多くの子どもは「書けない」という。でも、本当はそうではない。自分で自分を圧迫してしまったり、経験した出来事の細部を見ようとしないことなどに原因がある、と思う。
「××(ここにある経験が入る)はとても楽しかったです。」と書くから先がつながらなくなる。
そうではなくて、実際には具体的にどんなことが起きたのか、そのときの感情はどうだったのか、あるいは、そのときの情景(目をつぶって最初に浮かんだ景色)はどうだったのかなどを書けば、イキイキとしたその子ならではの文章が書ける。
こんな会話を子どもたちと交わすのは本当に楽しい。実際には、私は何も体験していない。でも、あたかも、その場にいたような気持ちになる。子どもの経験を共有化できるのは、教師の特権の1つ。
明日から「面接対策」が始まる。どんなドラマが待っているのだろうか………
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