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 この時期、どこかで毎日のように、学習塾を対象にした私立中学・高校の説明会が行われている。この説明会、学校や塾の関係者は「ジュクセツ(塾説)」と称している。たぶん、「塾への説明会」を短縮したものだと思う。


 このジュクセツ、説明時間はだいたい1時間。説明の後に、学校によっては昼食を兼ねた懇親会が開かれる(費用は全て学校負担)。


 説明内容は学校によって千差万別。入試の結果や分析に時間をかけるところや、学校の取り組み、あるいは大学進学実績の報告に力点を置くところなどさまざまだ。関係者のウラ話を聞くと、どこもマンネリにならないように苦労しているとのことだ。


 ただ、そうは言っても、やはり良くも悪くも学校の特色はにじみ出てくる。説明内容云々以前に、参加者に対して配慮の行き届いた学校もあるし、数は少なくなったが「殿様商売」感覚の抜けきらない学校もある。


 ジュクセツは塾にとって、情報収集の「入門」だと思う。一通りの学校の概略はつかめるし、名刺の交換もできる。ただ、説明だけで帰ってしまうのはあまりにもったいない。私は、この機会にかなり突っ込んだ質問をすることにしている。


 説明会終了後は先方も時間があるし、それに、わざわざ出向いてくれたという配慮ももらえる。かなり、図々しい質問や、失礼に当たる(可能性のある)質問にも答えてくれる。


 ただ、説明会後に残っている塾関係者はあまりいない。特に、最近は、チェーン塾の若い講師の参加が増えた。彼ら彼女らが、説明会終了後に残って、情報収集をしている姿を見ることはほとんどない。


 まぁ、考えてみれば当たり前か。彼ら彼女らはサラリーマン、ボクらは自営業者。それに年期も違う。


 でも、最近は、知り合いの塾長を見かける件数が減った。それに反比例してサラリーマンふうの講師が増えた。それだけ、チェーン塾が増えたということか。


 中小塾はもっと頑張らなくてはいけないですね!

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