この春に中1となった生徒には、まず英単語を覚えるという試練が待っています。
今までは単語のスペルが多少怪しくても厳しく問われませんでしたが、
これからは正確に書けないことには英語の学習そのものが進みません。
教科書の大改訂があってから、中1の英語は駆け足で進む構成に
なっているため、非常に慌ただしい中での単語練習となります。
これを早い段階で身につけないと、その後の英語はずっとつらいものに
なってしまうため、何としてでも4月中に単語練習の要領を
掴まないといけません。
この練習のコツのひとつに、音節を意識して練習する、というものが
あります。
例えば「April」という単語ならば。A-pri-l と3つに分けて捉えます。
この方法だと、発音とスペルが結びつきやすくなり、生徒も音から
推測できるようになります。
覚えるコツというものは他にもたくさんありますが、どれもが
充分な練習量を前提としています。
たまに生徒から、「どうやったら覚えられるのか?」と聞かれます。
その生徒に練習時間を聞くと、実に短い、ということがよくあります。
「練習時間がほとんど無くても覚えられる方法」は
残念ながらありません。
もし広告等でそんな内容を出すところがあれば、間違いなくそれは
詐欺まがいのものです。
生徒たちが「勉強は面倒くさい」という思い込みや間違った先入観を
捨てて、しっかり練習に打ち込む姿勢を早く身につけられるよう、
尽力します。